私が通り過ぎようとすると荻野先輩は口を開いて話し出した。 「城崎さんは偉いよね♪ちゃんと先輩にあいさつして。今日昼間に鈴村さんに会ったんだけどあいさつしないんだよ。しかもあの子俺のこと好きっぽいじゃん?見たらバレバレでさ♪まあ俺は鈴村さんに興味ねえし彼女いるし?だから彼女とイチャついて見せつけてやったんだよ♪」 私は怒りで体が震えていた。 茜の気持ちを踏みにじったこの男を先輩だとも人間だとも思わない。 私は絶対に許してはいけないと思った。