「ふざけんな変態、あたしはおもちゃじゃない」

「俺様の命令は絶対だ」

何こいつ…急に変なこと言い出して…。

「あちゃ~れーちゃんにドSスイッチはいちゃったね~」

「俺様は亜鶴葉 零斗だ、悔しかったら下剋上でも何でもすればいい。だけど俺様に敵うやつなんといないけどな」

亜鶴葉はニヤリと笑いながら言う。

「じゃあ、亜鶴葉にあたしのことを認めさせたらいいんだよね?」

「簡単に言えばそうだな、今の段階は『おもちゃ』だ…次上がれば『俺様専用のメイド』だな」

地獄だ…こいつ悪魔だ!

「アヨと楓のことは知っているようだから、フワとヘンカズ、ちゃんと自己紹介しとけよ」

「えっと…あの…こんにちは」

「あ、こんにちは…」

なんでこんにちは?

「僕は不和 新太です…えっと…その…皆からはフワって言われてます」

「よろしく!フワ君」

「は…はい!頑張ります!」

……えっと…何を?

「海濃美緒、1年3組…最近の悩みはアホ毛が立つこととチビのこと…ウエストは「何言ってるのー?!」

おいおい!一体この人、急に何を言い出すんだ!?

「言っとくが、ヘンカズのあだ名の由来は変態の一葉って意味なんだよ」

だからかぁ!

「俺は藤堂 一葉だ」

「なんであたしのクラスとか分かるんですか?」

「ヘンカズは学校一の情報屋だ」

マジか…怖いよ、この人。

「と言うわけで、よろしく。俺様のおもちゃ君」

こうして、あたしは日常探偵部にはいりました。

でも絶対に認めさせるんだから!!