でも、最近はその名前を耳にすることは少なくなった。




「そこが今回の肝試しの場所。」




「んー・・・あそこか。まあ、園長先生にもお世話になったしな。」




「でしょでしょ。行こうよ!」



んー・・・確かに最近顔出していないしな。



「分かった、行くよ。」



「そうこなくっちゃ!あと、一つだけこの肝試しをもう少し楽しくする条件ね。」


理恵がなにやら口元を不適にゆがめた。



このとき私はこの条件を受け入れていなかったらどれだけ助かったのだろうか。