彼の名前は女の子



―――翌朝


リビングに出てみると、いつ置いたのか新しい制服が一式置いてあった。

箱を開け、袖を通してみる。
意外と私に合っている気がした。


「母校とかありえないよ・・・。」


独り言は広い部屋の中でむなしく消え去った。



パンをかじり家を出る。
ずっと家にいた私には太陽の光がまぶしく感じられた。