王に愛された女 番外編




 彼が面を外した。

 銀の髪、金の瞳。

 前に出会った、あの王子だった。

「…王…子…様?」

 クリスティーヌはそっと呟いた。

「そうだ。…オマエ、俺の暗号を解読できたんだな…」

 王子の言葉に、クリスティーヌの胸の動悸がだんだん速まって行った。