ーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー ーーーーー ーー クリスティーヌは空を見上げた。 王宮の敷地から見る空は、家から見る空より高く見えた。 「…すっごーい」 「クリスティーヌ、あのさ、感嘆の声を上げるなら王宮を見てにしてくれるかな。なんで空を見上げて感動してるわけ?」 テアンが苦笑しながら言う。 「空が高いから、ビックリして」 クリスティーヌの言葉に、彼は 「クリスティーヌらしいっちゃ、らしいんだけどね」と言った。