「はぁぁー…」 「ため息って幸せ逃げるんだよー」 「んじゃあ、吸っとくー」 スーッと息を吸い込んでいたら、凜に頭を叩かれた。 「そーゆーことじゃないっつーの」 「えー…」 「ったく。小谷と何かあったの⁇」 心配そうな凜の顔をみると、なんだか悲しくなってきた…。 「何にもないのーっ‼なさすぎるのぉー…」