私の都合のいい夢? まさかの夢オチ・・・・? 「ねぇ、唯!」 「ん?」 「先生は?」 「さっき出て行ったよ。 なんか、仕事あるから如月見ててくれーって頼まれた」 「ありがと!」 私はベッドから降りて、 保健室から飛び出した。 「ちょ、壱香っ!?」 唯の声が後ろから聞こえた。 確認しなきゃ。 さっきのが本当なら。 現実なら。 私は廊下を全力で走り、 先生を探した。