「じゃあ、如月か美山、 どっちか一緒に練習用具持ってくるの手伝ってくれないか?」 「あ、じゃあ私こっちまとめてるから、壱香行って来てよ」 唯が私の背中を押した。 「うん!」 私は唯に向かって口ぱくで、 「ありがと」 と、言った。 私と先生は体育館倉庫に向かった。 「えーと、どれだどれだ?」 私も先生と一緒に用具を探した。 「あ、先生! これじゃない?」 ダンボールの中にボールやらラケットやらが入っている。 「そうそう!これこれ! よし、じゃあ一緒に教室まで運ぶぞ」