「さんきゅー」 先生は私から鍵を受け取り、 車のエンジンをかけアクセルを踏んだ。 「あ、道案内よろしくな」 「うん。ねぇ、先生」 「なんだ?」 「こんなところ彼女に見られたらやばくない?」 「なんでだ?」 「なんでって・・・。 私だって生徒とはいえ一応女だし。 誤解されるかもじゃん」 先生は少し考え、 笑いながらこう言った。 「はははっ。そうだな・・・・・・・・。 んー、如月だけには言っとくわ」 「何を?」 「俺の秘密」 「何それ」