私は平然を装って先生に言った。 「あ・・・悪ぃ」 先生も落ちた本を拾い始めた。 掃除を始めてからいつの間にか2時間が経っていた。 「ふぅ・・・。 もうそろそろいいだろ」 先生がダンボールを抱えながら言った。 「あー、疲れた」 私はイスに座って、体を伸ばした。 「お疲れ」 「先生のせいでほんとお疲れだよ」 「はいはい」 先生は私の言葉を軽く受け流した。 「これやるから許せ」 先生は私に飲み物は渡してきた。 私の好きなオレンジジュースだった。