なんか、唯とゆりちゃん親しげだなー。
私は唯とゆりちゃんをじーっと見つめた。
2人が私の視線に気づいたらしく、
いきなり2人に抱きしめられた。
「そんな拗ねた目で見ないでよー!
ちゃんと壱香も構ってあげるから☆」
そう言って、
唯が抱きしめる腕の力を強めた。
「壱香ちゃん可愛いわーーーーー!
何この子!殺す気っ!?
可愛さで殺す気!?」
そう言って、
ゆりちゃんも腕の力を強めた。
「や、まっ、ほ・・んき・・で、し・・・・ぬ」
背が高い2人に前後から抱きしめられたら、140cmの私は2人の間に埋もれてしまう。
てか、潰されてしまう。
「壱香ーっ!
死ぬなーーーー!!」
「壱香ちゃーん!
死ぬのはまだ早いよーーー!!」
「勝手に殺すなよ」
「あ、生き返った!」
なんでこんなにこの2人は仲がいいんだ!?

