「あ、ちょっと!
挨拶はここで・・・。
あ!マイクもっていかないでくださいよ!」
アサクラ先生は教頭からマイクを奪って?
ステージに上がった。
「おはよう、咲坂高校の生徒たち!
今日からここの教師になる、朝倉壱夜です」
アサクラ先生が喋り始めた。
しかし、姿が見えない。
ああ!もう!
見えない!
この身長どうにかなんないかなぁ!?
「今日は、咲坂高校の女子生徒のおかげで遅刻しました。
ったく、あいつが絡まれてなければ、
俺は遅刻せずここでかっこよく挨拶ができたんですけどねー」
え?
ん?
絡まれて?
もしかして、私のこと?
まさか・・・・ね・・・。
こんな偶然あるわけ・・・・・・。

