忘れないで




『あのさ、橘さんのメアド知りたい人がいるんだけど…』

『誰?』

『サッカー部の先輩』

『知らない人はちょっと…』

『お願い!!』

しつこい
しょうがないか…

『分かった』

『マジで!!良かったー』


そう松本君が言った瞬間、先生が入ってきた。