「んで、雪女。返事言えよ。あぁ、ちなみに美桜とか気にすんな。」

この人…人間じゃない。
あれだけ、女の子のことを気づ付けといて…よくそんなこと言えるね。
♪~♪~♪~
そんなとき授業のはじめりのチャイムが鳴り、先生が入ってきた。
助かった…。

「ぅおーい。授業はじめんぞー。川瀬、座れ。」

「あーぁ。邪魔が入っちゃったね。」

はぁ…。
わたしは心の中でほっと一息ついていた。

「放課後、保健室で待ってる。あ、来なかったら犯すから。」

川瀬がそう耳元で言うまでは。