「まさか…あなたが生きて居たなんてね…?社長さん。」

そう…目の前にはあの頃より老いた社長だった。

「何で?」

「それを順に追って行きましょ。まずは沙羅と風花を返して。」

「ダメだ。あいつらは一番良い器だ。」

器…?

生贄と関係ある…?

「あの魔法陣…あれを作ったのはあなたですよね?」

え?!

「そうだ。」

「全ては放火の始まりよ。」

さくらは説明した。

俺の知らない…秘密…。