相変わらずのいちゃぶり。

耳が痛くなりそうだ。

「蓮〜。おしえてぇ。」

「これはぁ。」

「何でここにいんのよ?いちゃつくならよそでやってくんない?」

私は二人にイラつく。

私は控室で勉強中だった。

なのに…二人は…邪魔しにきたのだ。

「ひどぉ…蓮〜どうするのぉ。」

「どうもしないよ♪沙羅。」

はぁっ…。

私は溜息。

「外の空気吸って来るねん。」

沙羅は空気吸いに外に出た。

「あちこち、危険なやつ居るから気をつけなよ。」

私は忠告。

沙羅は手を振った。

大丈夫かなぁ?


「フッ…。心配?」

蓮がにやける。

「あんたの彼女でしょ?心配しなよ。」

蓮はピクリと反応。

「遅いな…。」

確かに…。


居なくなってから一時間もかかってる。


「蓮!!さくら!!」

「落ち着きなよ。梨花。」

慌ただしく来たのは梨花。

「沙羅が居ないのよ!!」

…はぁっ?