夏の太陽が

必要のない位
熱く照らす


海に反射し
眩しいくらいに

輝る


そんな夏の空は

――青く

――蒼く

――碧く


限りなく青く

所々
途切れる

白く
広がる雲が


青い空を
水色へと染めていく

風にそよそよと揺れる
草原に横になり


ずっと空を眺める
空と雲が流れていく

我を忘れ、時が流れていくのを忘れ


いつまでも眺めていた

空や雲が流れるのを眺め
時が過ぎ去っていくのを感じた



来年も再来年も
またこの空を眺めていたい