『香世のは違う意味でしょ?私食べられたくないの。でもどうしてもってゆーなら…』



そう言いながら私は香世に近づき、まぁ、私の顔を体を最大限使って色気を出しながら、首に腕を巻きつけ、顔を近づけ

ギリギリのところで



『…私が食べてあげる…』



すると、香世の顔は赤くなる赤くなる。

なにこれ面白い。攻めるのは好きだけど攻められるのは苦手か?

と、実際相手をするつもりはないので腕をとき香世から離れ、ドヤ顔を浮かべながら



『どう?』


「…負けました……もー!千歳ちゃん反則ーあんな色気出るなんて思わなかったなー…でも食べてあげるってーのはソソったなー」


「千歳…エロ…」


『ちょっと、総司そんな目でそんなこと言わないで。香世なんて相手にしないから』


「だははは!!香世遊ばれてんじゃん!!ウケる!!千歳に負けてる!!!」


「香世が押されるとは…珍しいですね」


「うるせぇ。千歳、さっきの話だが放課後教室で待っとけ。迎えに行く。…与一が」


「また俺?!」



うーん。やっぱり悪い奴らではないし、面白いんだけどなー

この世界にいるには半端な奴らだ。

こいつら族として顔出してるけど就職とか絶対つらいぞ?

そんなことも考えてないんだろうな


そんなことを鬼灯たちの笑い声を聞きながら考えていた