『それはあんたが保証してる訳じゃないでしょ?そもそもあたしがそこに行きたいなんてわかんないじゃんか。
それはあんたの親がやってる会社に入れてやるってゆってんでしょ?』

「……あぁ」

だから、これだからだめなんだよ。

『いい?それはさ、確かにあんたが後を継ぐかもしれないけど、結局は親の力ってことだよね?
あんたの力って言える?もしあんたが継がなきゃ保証できないでしょ。それはあんたが保証してんじゃなくてあんたの親がしてることにならない?』

「……」

あら?だんまり?んーまぁいいけど。
人にゆーのは簡単なんだよね。あたしも実行できてるかはわかんないけど

「…………あ、あの雲ソフトクリームだ」

「「……」」

藍色やい。今?今?なに?どうしたの?
ソフトクリーム食べたいの?
……あたしも食べたくなってきた…あ、でも授業あるわ
てか、ここに連れてこられたのは10分休みだよね?
あれ?授業始まってキーンコーンカーンコーン

『…………くっ!無念!!!』

「千歳ちゃ~ん?急にど~したのよ~?」

『お前らのせいだ!!授業終わったじゃないか!!
まだ友だちいないんだぞ?!ノートどうするんだよ!くっ!サボらせるな!もう教室戻るからな!!』

全く!…………まだ友だちいないとか悲しい……
ぼっち辛いわー(笑)