「茶髪って俺か?俺は古井与一だってーの。髪の色で呼ぶな。」
そう。古井は茶髪だ。
金髪な感じが個人的にあったが茶髪だ。無難すぎて嫌だ。
『おい!なんで茶髪なんだよ!くそ!』
「お前……なんか変になって来てるぞ。てか、茶髪なにが悪い。派手だとこの時代いたくね?」
変ね……もうなんか巻き込まれてやけくそになっただけ。
まぁ、赤とか緑とか青とか痛いってか目立つよね。
『え。でもお仲間にいたじゃん。深緑とか、藍色とか。』
「俺は俺。あいつらがしたい色にしたらいー。俺は無難でいいんだよ。」
『へー。みんながみんな不良は派手だと思ってた』
ま、うちのみんなは黒だけど。
真面目な髪色だけど。だってみんなの髪痛むのやだ。
ま、黒にしろとは言ってないよ?
なんか入ってきたらみんなが黒に染めてていつの間にか当たり前になった。


