それから20分から40分ほどたったころか、教室の扉が叩かれた。
「はい?」
「みのりともうします。失礼してよろしいですか?」
「あ、どうぞ!」
きちんとしたノック2回のあとにこれまたきちんとした対応。
ガラリと音を立てて入ってきたのは優しそうな男。
「お初にお目にかかります。縁さん付きのお世話係りのみのりです。以後お見知りおきを。」
「わ!こちらこそよろしくおねがいしま…すぅ?え?あの、世話係りとは?」
「…?身の回りのお世話をしています。縁さんはご令嬢ですがお聞きになっていませんか?」
と白白しくいいながら、みのりは言うはずないよな。ということと、どこまで話してあるかの把握に取り掛かった。
初耳であることは百も承知。そこまで話すとは思えない。
「…は?令嬢?って、あの、どこかの財閥、会社の社長、おえらいさんの娘ってことですよね?え?縁ちゃん…あ、縁さんがですか?」
「おや?やはりお聞きになっていませんか。それは失礼いたしました。今のは聞かなかったことにできますでしょうか?」
「いや、それはちょっと…。……てゆーか、縁ちゃん令嬢なのに総長?」
むりだと香世が言ったあとボソリとつぶやいた疑問のようなもの。
もちろん小さな声だった。が、みのりは聞き逃さなかった。
黒のことまでは話してあることを把握。だが、黒のなかでも幹部たちの名前が出ているかは不明だ。いや、縁からの報告では話してはいないようだが確認と情報が漏れていないかの確かめである。
「はい?」
「みのりともうします。失礼してよろしいですか?」
「あ、どうぞ!」
きちんとしたノック2回のあとにこれまたきちんとした対応。
ガラリと音を立てて入ってきたのは優しそうな男。
「お初にお目にかかります。縁さん付きのお世話係りのみのりです。以後お見知りおきを。」
「わ!こちらこそよろしくおねがいしま…すぅ?え?あの、世話係りとは?」
「…?身の回りのお世話をしています。縁さんはご令嬢ですがお聞きになっていませんか?」
と白白しくいいながら、みのりは言うはずないよな。ということと、どこまで話してあるかの把握に取り掛かった。
初耳であることは百も承知。そこまで話すとは思えない。
「…は?令嬢?って、あの、どこかの財閥、会社の社長、おえらいさんの娘ってことですよね?え?縁ちゃん…あ、縁さんがですか?」
「おや?やはりお聞きになっていませんか。それは失礼いたしました。今のは聞かなかったことにできますでしょうか?」
「いや、それはちょっと…。……てゆーか、縁ちゃん令嬢なのに総長?」
むりだと香世が言ったあとボソリとつぶやいた疑問のようなもの。
もちろん小さな声だった。が、みのりは聞き逃さなかった。
黒のことまでは話してあることを把握。だが、黒のなかでも幹部たちの名前が出ているかは不明だ。いや、縁からの報告では話してはいないようだが確認と情報が漏れていないかの確かめである。


