そして迎えた、最終ピリオド。 82-76 6点差で負けていた。 せっかくここまで来たのに。 あと少しなのに。 こんなところで負けたくない! 「もっと…」 絶対勝つんだ! 「もっと走れ…っもっと速く!指示通りに動け!!」 ハッとして顔を上げると みんなの冷たい目が自分を見ていた。