大切な人



―ピピピッピピピッ―


目覚まし時計を止め起き上がる。


「...朝...か...」


眠い目を擦りながらベッドから降り学校へ行く準備をする。



私、橘 陽菜子(タチバナ ヒナコ) 高校2年生。


「行ってきます。」


「行ってらっしゃい。」


お母さんにそう言って学校へ行く。


お父さんはアメリカで仕事してるから、家はお母さんと二人。


お父さんはたまに帰ってくるからそんなに寂しくはない。