自転車を全力で飛ばし、学校までの道のりを奏は鼻歌を歌う。
この声が、笑顔が、全部が好きなんだ。
坂道のところで、スピードを出しすぎて奏が
「怖いよ!バカ!!」
と、手に力を入れ更に密着してくる。
ふわりと風にのって、奏の香水の匂いが俺のところに届き、胸の高まりが抑えられない。
このドキドキが、奏にばれてませんように…
この声が、笑顔が、全部が好きなんだ。
坂道のところで、スピードを出しすぎて奏が
「怖いよ!バカ!!」
と、手に力を入れ更に密着してくる。
ふわりと風にのって、奏の香水の匂いが俺のところに届き、胸の高まりが抑えられない。
このドキドキが、奏にばれてませんように…

