返事が来るのに時間はそんなにかからなかった。

わかった。今日、優の家行くね。

いつもよりも絵文字もなく、シンプルな返事…
授業になれば、隣の席なのに一言も話をせず
微妙な空気が二人の間には流れていた。

3割…いや、2割は期待をしている。
俺に振り向いてくれるんじゃないかって。
残りは、うまくいかない想像しかできなかった。

あっという間に放課後になった。