そんな時だ、奏がいきなり手をほどき
大好きなりんご飴を落として茫然としている。
「何やってんだよ。また、買いに行くか?」
振り向いて奏に投げかけても返事はない。
不思議に思って、顔を覗き込んでみると
大きな瞳に涙をいっぱい溜めていた。
奏の視線の先を追ってみると…
噂の彼女と手を繋いで歩く、橘先輩がいた……
彼女に何か耳打ちをし、楽しそうに話をしている。
大好きなりんご飴を落として茫然としている。
「何やってんだよ。また、買いに行くか?」
振り向いて奏に投げかけても返事はない。
不思議に思って、顔を覗き込んでみると
大きな瞳に涙をいっぱい溜めていた。
奏の視線の先を追ってみると…
噂の彼女と手を繋いで歩く、橘先輩がいた……
彼女に何か耳打ちをし、楽しそうに話をしている。

