顔面に投げつけられた衝撃から、現実に戻り
いつもの口喧嘩が、始まる。

「起きてるよ!顔面に投げんなよ!この暴力女!!」

「はあ!?ぼけっとしてる優が悪いんでしょ!?早くしてよね!!」

奏はあきれながら俺の幼馴染は部屋から出て行った。

「はぁー…ちくしょう、絶対あいつまたモテんじゃん……」