何だよ、それ…
不安にさせた俺が悪りいか…

「ねえ、さっちゃん…窓開けて?」

ガラララ!!
窓から身を乗り出して俺に手をふる
愛おしい人…

電話越しに
「渚君〜!!」と聞こえてくる。

「さっちゃん、一度しか言わないからちゃんと聞いてね」

「ふふふっ、なに?」

「愛してるよ」

これからもずっと愛し続けるよ。
もう二度と不安にさせたり、泣かせない
だから、側にいてね…?俺の愛おしい人…


渚sidestory…END