俺の好きな人は、保健室の先生。

「さっちゃーん!遊びに来たよ〜」

と言いながらドアを開けると、
パアッと笑顔で迎えてくれる。

でも今日は少しだけ浮かない表情をしている

「渚君…」
少しだけへへっと笑う。
目の前にいる女性は、歳上には見えない。
背も低く、黒髪の胸の所まである髪は
いつも一つに結んである。
黒目がちの目に白い肌…
そこらへんの厚化粧をしてる女子生徒より
若く見える…

俺はさっちゃんに、一目惚れをした。