「まじ!?じゃ、俺やっぱ広瀬狙おーかな」

「ふざけんなって!俺が先に…」

男子達は騒ぎならが私達から視線を外していった。

「心配すんな、あいつら何もねーから」

私の気持ちを読み取ってか、渚君が優しい声で
フォローしてくれた。

「渚君…優は広瀬さんと付き合うのかな」

「どうだろうな、告白は保留のままらしいぜ」

「そっかあ…」
保留、と聞き涙が滲んでくる。

「奏ちゃんって優と笑った顔似てるよね」

「そーかな?優みたいなキラキラじゃないよ…」

「いやいや!俺からして見れば奏ちゃんの笑顔もキラキラだから!笑」

「あはは!!キラキラかな!?笑」