放課後、体育祭の出来事を思い出しながら
外をぼーっと見ていた。

100パーセント、俺の片想い。
でも、初めての片想いだから
自分の気持ちを大切にしたい。

どうか、どうかあの子が俺だけを
見てくれますように。

こうなったら、当たって砕ける気持ちで
ぶつかって行こう。

窓から覗く景色は落ち葉が舞い始め
次の季節を呼んでいた…