「はい、奏ちゃん!ジャムいる?」

「ありがとうー!イチゴがいいな!」

今日は俺があいつを起こしに行こうと思ったのに…
俺ん家の食卓に、パンを頬張る奏がいた。

「あ、起きた?遅〜!笑」


朝イチ、キラキラな笑顔で俺に話かける。

やっぱり、奏には敵わない…
「うるせー!お前こそ早すぎなんだよ!」

俺も椅子に座りパンを食べる。
「おっしゃ!行くぞ!」

いつも通り奏を後ろに乗せる…