ぽーっと、先輩を眺めているといきなり見慣れた顔が視界に入る。

「あ…ごめん、なんだっけ??」

私がそう尋ねると、

「ははっ!!お前のが寝ぼけてんじゃん!!」
そういって、太陽のような笑顔で頭をわしゃわしゃとしてくる。

優は、家族同然。だけど、好きな人の話なんて恥ずかしくて言えないよ…

「もー!ちっちゃい子扱いしないで!!」