「あら、雅也さん久しぶりね!」

「兄さん!今日、夕飯御一緒しませんか?飲みながら昔話でもしましょう!」

「いいんですかー?じゃ、お言葉に甘えて…」

「待ってますねー!」

家の中に入って、
「私、何だかきついから今日遠慮しとくね…」

と、お父さんに言ったら
「分かった、ゆっくりしとけよ」

と、優しく微笑んでくれた。

…やっぱり、お見通しだ。
一人になって色々考えたかった…

一人で部屋にいると、
コンコン
と、ノックされた。

お父さん?お開き早くない…?
と思って、声を掛けると…