親から言われた、商品をカゴに入れていく。
ふと、奏が大好きなプリンに目が止まった…

「おっちゃん、これも…」
プリンを手に取り、カゴに入れる。

俺が誰の為に買うのか、おっちゃんは分かったようで…

「奏の事、これからも頼むな」
そう言って俺の頭をポンっとした。

それから、サッカーの話をしながら帰った。
帰るとすぐ、親とおっちゃんは飲み出して
昔話に花が咲いていた。

そんな三人を横目に俺は、隣の家へ向かった。