僕のとなりは、君だけ。

「あ、優!良い所に帰ってきたわね。ちょっとコンビニ行って来てくれない?」

「おー、いいよ」

「俺もコンビニに行こうかな…」

「え、兄さんは行かなくていいから!優に任せて俺の相手して下さいよー」

「そうよ!雅也さんは、座ってて下さい!」

俺の親より少し年上の奏パパの事を
親父は兄さんと呼び、お母さんは雅也さんと呼ぶ。

「こんな美味しい料理ご馳走してもらったし、少し酔い覚ましがてら歩きたいんで!笑」

そう言って、俺より先に外へ出て行った。