僕のとなりは、君だけ。

「ただいま〜」
サッカーの練習が終わりクタクタになって帰宅した。

玄関には、見慣れない男物の靴…
もしかして!!!
バタバタと靴を脱ぎ捨て、リビングへ向かう。

「おっちゃん!!!」
ドアを開けると同時に叫ぶ。

「おー、優!久しぶりだな」
そう言って、ビールを片手にゆっくり振り返ったのは
奏のお父さん、雅也さんだ。

俺にサッカーを教えてくれた人…