きゅんっ。と、胸が高鳴る。

ドキドキする時間はすぐに過ぎてしまい、学校に着いた。
さっと、飛び降りて行く彼女が名残惜しく感じる。

「ねー、今日、1限目なんだっけー??」

「数学だろ??」

「どーせ、優は寝るんでしょ?笑」

「うっせーな。成長期なんだよ。ばーか」