すると、駿は何故か頬を赤く染めプイッと私のいる方とは逆に顔を向けた。 「反則だろ・・・」 手の隙間から微かに見える顔は、やっぱり赤いままだった。 その後、ショッピングモールを出て駅へ向かった。 「あれ?駿も同じ方向なの??」 「まぁな。送ってくよ」 「ありがとう・・・」