私は、尚樹達にばれるとかそんなのそっちのけで、大声を出し洸の手からユニフォームを奪いとった。



「それに触らないで!!!」



ビックリした顔で私を見る洸。



大きな声を出したことで部室の周りにいた部員達が集まってきた。



「洸!何があったって・・・奈緒?どうしてここに・・・!!!」



私は、洸から奪い取ったユニフォームを握り締めたまま動けなかった。



しかし、それを尚樹に奪われた。