それから、また集中して練習をしているとあっという間に時は過ぎた。 「あれ?」 「どうしたんだ?洸」 「いや・・・靴紐が切れた」 「マジか、確か代えが部室にあったはずだから取りに行って来ようか?」 「いい。自分で取りに行く」 それだけ言って、部室に向かった。