「っ・・・」 思わず頭を抱え込みそうになったがなんとか耐えた。 「だから・・・」 「おばさん!いいんですよ・・・これは私が来たくて来ているんですから・・・」 おばさんの言葉を遮って自分の気持ちをぶつけた。 「ごめんなさい。急に大きな声を出してしまって」 「いいのよ。・・・奈緒ちゃんはまだここに居る?」 私は首を横にふった。