ある日、青空を見上げて




「っ・・・」



思わず頭を抱え込みそうになったがなんとか耐えた。



「だから・・・」



「おばさん!いいんですよ・・・これは私が来たくて来ているんですから・・・」



おばさんの言葉を遮って自分の気持ちをぶつけた。



「ごめんなさい。急に大きな声を出してしまって」



「いいのよ。・・・奈緒ちゃんはまだここに居る?」



私は首を横にふった。