ある日、青空を見上げて




放課後になると、皆が一斉に各々がやるべき事をし始めた。



「奈緒、部活行こう」



「うん」



洸に呼ばれて、急いで支度を整える。



洸が居るところに駆け寄ると、そっと手を繋いでくれた。



繋いだ手からは、洸のぬくもりが伝わってきた。



「はずかしい・・・」



「俺も・・・」