ある日、青空を見上げて




思わず、涙を流してしまった。



あまりにも、嬉しい事を言うから。



「何で泣くのさ」



「だって~・・・」



「アハハッ」と笑いながら、涙をそっと拭ってくれた。



「嬉しすぎて・・・涙出てきた」



「変な、奈緒」



それから私と洸は、お互いの顔を見て笑い合った。