神埼先輩の秘密を知ってからはやくも半月



「……か …のか、ほのか?」

「えっ…。なに?南」

「何って…。穂乃花ずっとぼーっとしてるじゃない。どーしたの?お弁当も全然進んでないし。」

「えっ…。」

手元をみてみると中身はほとんど減っていない。
今は昼休みのようだ。


「今日だけじゃない、この間からどこかおかしいか気がするんだけど…。」

「えー、そうだっけ?」

「だってあの穂乃花が授業中に先生の話を聞き逃すだなんて」