スタジオに赤いランプが、点く。
「どういう風の吹き回し…なんだ?」
啓介は、アルトサックスを調整しながら、
マイクの前に立つ和美に、きいた。
和美は肩をすくめ、
「いいじゃない。たまには…」
音楽祭の後…和美は、少しやわらかくなっていた。考え方も、歌い方さえも。
スタジオ内に、和美と啓介。
今回、録音する曲は、
未来。
和美と啓介の母…安藤理恵の曲だった。
それは、理恵が和美の為に、残した曲。
和美はその曲を、啓介と一緒にカバーする。
英語だった歌詞を、日本語に訳し、
少し歌詞を付け足した。
それは、これからの未来として。
「あんたこそ…。あたしとは、やらないんじゃないの?」
和美がいたずらぽく、啓介を見つめながらきいた。
啓介は調整を終え、
「一曲くらいは…いいだろ?」
その言葉に、和美はクスッと笑い、
「まあ…。あんたには、待ってるボーカリストがいるしね」
「だめかな?」
啓介は、和美にきいた。
「いいと思うよ。あの子なら…」
照れくさそうな啓介に、和美はそう告げると、
マイクを握りしめた。
「しかし…一緒に、この曲をやるとはな…」
啓介は、アルトサックスを喰わえた。
狭いスタジオ内の奥には、バックミュージャンもいた。
「一緒の方が…音楽が生まれるわ。カラオケなんて、大嫌い」
「どういう風の吹き回し…なんだ?」
啓介は、アルトサックスを調整しながら、
マイクの前に立つ和美に、きいた。
和美は肩をすくめ、
「いいじゃない。たまには…」
音楽祭の後…和美は、少しやわらかくなっていた。考え方も、歌い方さえも。
スタジオ内に、和美と啓介。
今回、録音する曲は、
未来。
和美と啓介の母…安藤理恵の曲だった。
それは、理恵が和美の為に、残した曲。
和美はその曲を、啓介と一緒にカバーする。
英語だった歌詞を、日本語に訳し、
少し歌詞を付け足した。
それは、これからの未来として。
「あんたこそ…。あたしとは、やらないんじゃないの?」
和美がいたずらぽく、啓介を見つめながらきいた。
啓介は調整を終え、
「一曲くらいは…いいだろ?」
その言葉に、和美はクスッと笑い、
「まあ…。あんたには、待ってるボーカリストがいるしね」
「だめかな?」
啓介は、和美にきいた。
「いいと思うよ。あの子なら…」
照れくさそうな啓介に、和美はそう告げると、
マイクを握りしめた。
「しかし…一緒に、この曲をやるとはな…」
啓介は、アルトサックスを喰わえた。
狭いスタジオ内の奥には、バックミュージャンもいた。
「一緒の方が…音楽が生まれるわ。カラオケなんて、大嫌い」


