「僕には君が必要なんだ」

そう叫んだ

君は冷たくて

感情を拒んだ目をしていた

全て

遅すぎた


何もかも

僕には君を幸せにする力がないことを

想い知らされた

それでも

君だけにはわかって欲しくて


僕は

一本一本
踏み出した