うちのクラスの時間割を決めた先生を恨みたくなる月曜1限が終わった。何が楽しくて、月曜日の1限から古文なんだろうと晴香に愚痴ったことがある。だけど、逆に晴香からうらやましがられた。大河ドラマとか好きだから、奏太がうらやましいなと言っていた。
いつもは朝練で早めに来ている晴香が、今日は音楽室に来なかった。
昨日の今日で顔を合わせづらいのかもしれないと思っていたら、遅刻ギリギリの時間、校門で猛ダッシュをしている晴香が見えた。珍しい。
古文の教科書をしまって、溜息をついていると、後ろから肩を叩かれた。振り向くと泰一郎がいた。珍しい。いや、何か察したんだろうな。
「ちょっといいか。」
僕と泰一郎は教室を出て、廊下で話をした。
「晴香が遅刻寸前で学校来たかと思えば、1限終わって、隣のクラスのヒヨコちゃんが2人来た。」
「ぴーちくぱーちく、うるさかった?」
「まあな」
いつもは朝練で早めに来ている晴香が、今日は音楽室に来なかった。
昨日の今日で顔を合わせづらいのかもしれないと思っていたら、遅刻ギリギリの時間、校門で猛ダッシュをしている晴香が見えた。珍しい。
古文の教科書をしまって、溜息をついていると、後ろから肩を叩かれた。振り向くと泰一郎がいた。珍しい。いや、何か察したんだろうな。
「ちょっといいか。」
僕と泰一郎は教室を出て、廊下で話をした。
「晴香が遅刻寸前で学校来たかと思えば、1限終わって、隣のクラスのヒヨコちゃんが2人来た。」
「ぴーちくぱーちく、うるさかった?」
「まあな」

