晴香はあわてていないだろうか。昨日の自分の態度を反省した。何も言わずに約束してくれた晴香に感謝した。今日ならきちんと言えそうだ。
待ち合わせより10分早く、約束した改札の前についた。休日の改札は不思議なくらい人が少ない。晴香はまだ着いていなかった。ただ、改札についたころ、逆側の電車が到着した。ふと階段を見ると、なぜか焦ってバタバタと駆け降りる晴香が見えた。ちょっと笑ってしまった。
「待った?」
「いや全然。っていうか、時間まだ間に合うのに、何急いでんだよ」
「そうだよね…」
もう一度ホームに上がりながら、手元に注がれる視線を感じた。そりゃ気になるだろう。ちょうど電車が来たので乗った後に話を切り出した。
待ち合わせより10分早く、約束した改札の前についた。休日の改札は不思議なくらい人が少ない。晴香はまだ着いていなかった。ただ、改札についたころ、逆側の電車が到着した。ふと階段を見ると、なぜか焦ってバタバタと駆け降りる晴香が見えた。ちょっと笑ってしまった。
「待った?」
「いや全然。っていうか、時間まだ間に合うのに、何急いでんだよ」
「そうだよね…」
もう一度ホームに上がりながら、手元に注がれる視線を感じた。そりゃ気になるだろう。ちょうど電車が来たので乗った後に話を切り出した。

